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執筆者の写真愛 山崎

私の歩んできたフラメンコの道 ②

更新日:2023年9月23日





ツアーでしか海外旅行に行ったことがない私。 英語も話せないし、1人でトランジットも初めて。 それもフランスのシャルルドゴール空港でのトランジットだったから、大きな空港だし心配だったなぁ。。 フランスまでは運良く隣に座ったのが日本人のお兄ちゃん2人。 フランスまで色んな話をしながら寂しい思いもせず無事フランス到着。 トランジットの場所もしっかり教えてくれたので、スムーズに行けて。 良し!良し! と思っていたら 人生そんなに甘くない フランス~マドリッドの便が遅れて出発。 この後まだマドリッド~セビージャに行くのに間に合うのかとドキドキしながら乗ってました。 すると、CAさんに「あなたはこの後、マドリッド~セビージャの最終便を予約しているから走らないと間に合わない。でも、私が一緒に走って連れていくから大丈夫」と告げられ一安心。 なのにセビージャに着いたら間に合うから自分で行きなさいって言われ、、、安心していたのに次は国内線に乗換移動だし、また不安になりながら…何とか乗り継ぎ成功 無事セビージャへ到着。 夜遅くの到着だからタクシーで予約していたホテルへ。 何も知らなかった私はサンタクルスにあるホテルを予約していた為、道が細くタクシーは途中までしか行けないからここで降りてくれと言われて。 周りは誰も歩いてないし、夜遅いし、知らない街を大きなトランクを抱えて歩けと言うのか…ウソでしょ… 運転手さんは「ホテルはすぐそこだ」と言うけど、スペインの「すぐそこ」は信用して良いのか超不安。 運転手さんに夜だから危ないし一緒にホテルまで連れてってと頼んでも、「本当にすぐそこだから」言われて断られ。 でも、怖いし殺されでもしたらと何度も頼み込み、飽きれて一緒にホテルまで連れてってくれることに。 目の前の坂道を登ると 「ここがホテルだよ」と本当にすぐそこで(笑) 坂道の下で降ろされていたからホテルは見えなかっただけでした。 部屋に入った途端に家族の声が聞きたくなり直ぐに電話。

(2002年は携帯電話はなく固定電話から国際電話です) 母の声を聞いた途端に堪えていた涙がジャージャー流れて。 初めての一人旅。 日本を出発してから辿り着くまでの長い時間ずっと1人で不安だったので、ビックリするぐらい泣いてました。 母は偉大なり。

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